忍者ブログ

読んだら書く!!

京セラフィロソフィーの内容や、最近読んだ本についての個人的な感想のページです。

製品の語りかける声に耳を傾ける

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

製品の語りかける声に耳を傾ける

問題が発生したときや、仕事に行き詰まったときには、その対象となるものや事象を真剣に、謙虚に観察し続けることです。
 たとえば、製造現場では、あらゆる手を尽くしても歩留りが思ったように向上せず、壁にぶちあたることがよくあります。そんなときは、製品や機械、原材料、治工具にいたるまで、工程全体をすみずみまで観察し、素直な眼で現象をじっと見つめなおすことです。不良品や整備の悪い機械があれば、その泣き声が聞こえてくるはずです。製品そのものが、解決のヒントを語りかけてくれるのです。
 先入観や偏見をもつことなく、あるがままの姿を謙虚に観察することが大切です。
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P563より)
----------
私が携わっている仕事でも、見た目は良く出来ているようでも、中身を見てみるとすごくいいかげんに作ってある製品をたまに見かけます。
不思議なもので、製品を見るとそれを製作した人の性格が何となくわかります。
私自身も現場で製品を作っている時は、目に見えない箇所でも、後々のことを考えて一手間かける作業をしていました。
そうすることで、修正作業をする時や、その製品を他の人が流用する時に使いやすくなるので、結果として作業効率が高まるからです。
また、普段使っているパソコンも、できるだけ丁寧に扱うように心がけています。
現在のパソコンは性能も高いので、マルチタスクで色んなアプリケーションを立ち上げたまま他の作業をすることができます。
しかし私は極力負担をかけないよう、使わないアプリケーションはすぐに閉じるようにしています。
微々たるものかもしれませんが、そうやって少しでも負荷を減らすことが、機械の寿命を長持ちさせる秘訣だと思っているからです。
PR

コメント

プロフィール

HN:
たけ
性別:
非公開

P R