私たちはともすると、ものごとを複雑に考えてしまう傾向があります。しかし、ものごとの本質をとらえるためには、実は複雑な現象をシンプルにとらえなおすことが必要なのです。事象は単純にすればするほど本来の姿、すなわち真理に近づいていきます。
たとえば、一見複雑に思える経営というのも、つきつめてみれば〔売上を極大に、経費を極小に〕という単純な原則に尽きるのです。京セラの〔時間当り採算制度〕も、この単純化してものごとをとらえるという考え方をベースにしています。
いかにして複雑なものをシンプルにとらえなおすかという考え方や発想が大切なのです。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P599より)
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『京セラフィロソフィ』ブログも、2回転目が終わります。
次はどうしようか、まだ思案中ですが、このまま3回転目に入ってもつまらないので、もう少し手法を変えてみたいと考えています。
そもそもこのブログは『京セラフィロソフィ』というテキストを日々の業務の中で忘れないよう、日めくりカレンダーのように毎日感想を入れて記録する目的で始めました。
それがどこまで効果を発揮できているのか、自分自身手応えがないまま進めてしまっているところがあります。
もう一度本来の目的を見つめ直してから再開します。