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京セラフィロソフィーの内容や、最近読んだ本についての個人的な感想のページです。

一対一の対応の原則を貫く

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一対一の対応の原則を貫く

ものごとを処理するにあたっては、どんぶり勘定でとらえるのではなく、ひとつひとつ明確に対応させて処理することが大切です。
 たとえば伝票なしで現金や物を動かしたり、現金や物の動きを確認せずに伝票のみで処理するというようなことがあってはなりません。売掛金の入金チェックにしても、どの売上分をどの入金分で受け取ったのかを個々に対応させながら一対一で消し込むことが必要です。
 また、生産活動や営業活動においても、〔総生産〕や〔総収益〕といった、いわゆる収益とそれを生み出すために要した経費を正確に対応させ、厳密な採算の管理を行うことが必要です。
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P581より)
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現場は常に1点1点の仕事に真剣に向き合い、どうすれば無駄なく良い製品が作れるかを追いかけています。
時には追いかけすぎてオーバースペックになることもありますが、基本的には現場で作業をしている人達は、良い物を作るために頑張っています。
組織の中でのそんな意識は、ポジションが上がっていくに従って、ただ良い物を作るというシンプルな考えだけでなく、どうやって生産や収益を増やすかという思考に変わります。
すると、それまでシンプルだった考え方が少しずつ変わっていきます。
一点一点確認なんてしている暇は無い。
そんな事を言って現場から顰蹙を買う上司にならないよう、気をつけなければと思います。
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