仕事は自分一人ではできません。上司、部下をはじめ、周囲にいる人々と一緒に協力しあって行うのが仕事です。その場合には、必ず自分から積極的に仕事を求めて働きかけ、周囲にいる人々が自然に協力してくれるような状態にしていかなければなりません。これが「渦の中心で仕事をする」ということです。
会社にはあちらこちらで仕事の渦が巻いています。気がつくと他の人が中心にいて、自分はそのまわりを回るだけで、本当の仕事の喜びを味わうことができないときがあります。自分が渦の中心になり、積極的に周囲を巻き込んで仕事をしていかなければなりません。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P136より)
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学生時代の頃は、遊び感覚でいろんなアイディアを出して、くだらなことを真剣にやったりしますが、社会人になると、そういうアイディアを出し合って仕事を進めていくという行動ができなくなります。
それは色んなしがらみ等々が関係しているのでしょう。
そういったものを打ち破っていくバイタリティも含め、社会に出るとそういう能力が大切だということに始めて気付かされます。
最近は学生時代からそういう活動を評価する動きもあるようですが、世の中を活性化していくためにはまず、行動する人を賞賛し、仮に失敗してもそれを許容する風潮が大切だと思います。
自分が常に動いていれば、困ったときには何かしら周りからリアクションがあります。
大切なのはまず動いてみること!