仕事をやり遂げるためにはたいへんなエネルギーが必要です。そしてそのエネルギーは、自分自身を励まし、燃え上がらせることで起こってくるのです。
そこで、自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。どんな仕事であっても、それに全力を打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。その繰り返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなればどんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです。
こうした心境にまで高まってはじめて本当にすばらしい仕事を成し遂げることができるのです。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P123より)
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<a href="http://fuukansato.blog.fc2.com/blog-entry-16.html" target="_blank" title="前回のブログ">前回のブログ</a>にも書きましたが私は今の仕事は好きで、概ね楽しんでいます(実作業に携わっている時はしんどい時もありますが、)。
それはとても幸せなことだと思っています。
周囲の人達を見ていると、楽しんで仕事をしている人も一部にはいますが、大半の人は、いやいやとまではいかなくても、「仕方なく」業務に携わっているように感じます。
本人はどう思っているのかわかりませんが、それは大変不幸なことです。
昨日NHKの「
プロフェッショナル 仕事の流儀」で、食品スーパー経営者の夫婦が取りあげられていました。
そのなかで、体調がすぐれないのに店に出るとついつい陳列の配置を直してしまう姿を見て、本当に仕事に打ち込んでいる人の姿のあり方を見た気がしました。
自分の状況がどうあれ、仕事場にいるとつい手が動いてしまう。
そういう仕事を持っている人は、ある意味幸せな人だと思います。