社内の人の和がないと、お客様に喜んでいただけるものはつくれません。なぜなら製品にはそれをつくる人の心が反映されているからです。ところが「オレがオレが」といった利己的な考え方では、社内に和をつくっていくことはできません。
私たちが今日あること、そして存分に働けることは、お客様や取引先はもちろん、職場の仲間、家族といった周囲の多くの人々の支援があるからこそです。決して自分たちだけでここまでこられたわけではありません。
このことを忘れず、常に周囲への感謝の気持ちをもち、お互いに信じ合える仲間となって仕事を進めていくことが大切です。
(『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P74より)
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昨日のブログでも書きましたが、常に感謝の気持ちをもつというのは本当に難しい。
つい先日も、仕事帰りに一杯やりながら同僚と話をしていて、私が新しい試みをこっそりやっていると打ち明けると、どうしてそれを上層部に話してもっと大々的にやらないのかと言われました。
その時私は、説明するのが面倒だし、理解してもらえるとは思えないからだと答えたのですが、それって突き詰めると結局、私が上層部はじめ周囲の人たちを信頼していなということでしょう。
また、自分の考えを否定されるのを恐れていたり、正しかった時には自分の手柄にしたいという気持ちもどこかにある気がします。
それではやっぱりうまくいかないよね。
こうやって書いてみるとそれがよくわかる。
やっぱり誰かに相談してみるか。