現実は厳しく、今日一日を生きることさえたいへんかもしれません。しかし、その中でも未来に向かって夢を描けるかどうかで人生は決まってきます。自分の人生や仕事に対して、自分はこうありたい、こうなりたいという大きな夢や高い目標をもつことが大切です。
京セラをまず西ノ京で一番、その次に京都で一番、それから日本一、世界一の企業にしたいという大きな夢を創業時から描き続け、努力を重ねてきたことによって今日があるのです。
高くすばらしい夢を描き、その夢を一生かかって追い続けるのです。それは生きがいとなり、人生もまた楽しいものになっていくはずです。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P361より)
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前向きに明るく夢を追いかけるためには、何が必要なのでしょうか。
最低でも明るい性格と上昇志向はなくてはならないでしょう。
楽観的な物事の捉え方を、悲観的に捉えがちな人に勧めてもなかなか上手くいきません。
持って生まれた性分もあるから、人それぞれの夢もいろいろあっていいと思います。
最近私が興味を持っている人物は、イーロン・マスク。
人類を火星に移住させるビジネスに取り組んだり、電気自動車メーカー「テスラ・モーターズ」や太陽光発電のベンチャー「ソーラーシティー」に出資し、自然環境に配慮した事業を展開している人です。
この人の夢のデカさは半端ない!
こういう人をワクワクさせる夢を持つ人がいるというのは、周りの人にも希望をもたらしてくれますね。