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京セラフィロソフィーの内容や、最近読んだ本についての個人的な感想のページです。

土俵の真ん中で相撲すもうをとる

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土俵の真ん中で相撲すもうをとる

「土俵の真ん中で相撲をとる」とは、常に土俵の真ん中を土俵際だと思って、一歩も引けないという気持ちで仕事にあたるということです。
 納期というものを例にとると、お客様の納期に合わせて製品を完成させると考えるのではなく、納期の何日も前に完成日を設定し、これを土俵際と考えて、<ruby><rb>渾身</rb><rp>(</rp><rt>こんしん</rt><rp>)</rp></ruby>の力をふり絞ってその期日を守ろうとすることです。そうすれば、万一予期しないトラブルが発生しても、まだ土俵際までには余裕があるため、十分な対応が可能となり、お客様に迷惑をおかけすることはありません。
 このように私たちは、常に安全弁をおきながら、確実に仕事を進めていく必要があります。
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P154より)
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昨日長男の受験の話を書きましたが、今回の項目で稲盛さんも、自分自身の受験体験を語っています。
「スケジュールを前倒しして、余裕を持っておけば、たとえ問題が起ころうとも試験日までには全部終えることができるはずだ」
自身何度も失敗した結果、稲盛さんはそう考えるようになり、大学受験に臨んだそうです。
この話で私が大切だと思ったのは、稲盛さんが何度も失敗を繰り返していたというところです。
人は正しいと思っていても、それをすぐ実行に移せるわけではありません。
何度も失敗して、その度に後悔と反省を繰り返し、もう二度とやらないと思います。
しかししばらくするとまたそれを忘れ、また同じ失敗を繰り返す。
人間とはそういう生き物です。
ただ、その時に一番忸怩たる思いをしているのは本人自身です。
そしてその繰り返しから脱却できるかは、本人自身が悪い習慣を断ち切れるかにかかっています。

いい習慣を少しでも多く身に付けることは、人生を豊かに生きるための重要な要素だと思います。
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