仕事において新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性を信じることのできる人です。現在の能力をもって「できる、できない」を判断してしまっては、新しいことや困難なことなどできるはずはありません。人間の能力は、努力し続けることによって無限に<ruby><rb>拡</rb><rp>(</rp><rt>ひろ</rt><rp>)</rp></ruby>がるのです。
何かをしようとするとき、まず「人間の能力は無限である」ということを信じ、「何としても成し遂げたい」という強い願望で努力を続けることです。ゼロからスタートした京セラが世界のトップメーカーになったのは、まさにこのことの証明です。
常に自分自身のもつ無限の可能性を信じ、勇気をもって挑戦するという姿勢が大切です。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P250より)
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自分をどこまで信じられるか、そして失敗を恐れずに進むことができるかが大切だと思います。
私もこれまでいろいろな経験をさせてもらい、失敗と反省を繰り返してきました。
しかしそれを糧にして、次はもっと良くしようと試行錯誤し続けてきました。
まだまだ満足にはほど遠いですが、そうやって進化を続けることが使命だと感じています。
最近の若者は失敗を恐すぎるとよく言われます。
それは若者のせいというよりは、失敗を許さない大人に原因があるような気がしてなりません。
そんな器量の狭い大人にならないように気をつけたいと思います。