私たちは、人の喜びを自分の喜びとして感じ、苦楽を共にできる家族のような信頼関係を大切にしてきました。これが京セラの社員どうしのつながりの原点といえます。
この家族のような関係は、お互いに感謝しあうという気持ち、お互いを思いやるという気持ちとなって、これが信じあえる仲間をつくり、仕事をしていく基盤となりました。家族のような関係ですから、仲間が仕事で困っているときには、理屈抜きで助けあえますし、プライベートなことでも親身になって話しあえます。
人の心をベースとした経営は、とりもなおさず家族のような関係を大切にする経営でもあるのです。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P394より)
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昨日の「
カンブリア宮殿」で、東京すしアカデミーという会社が紹介されていました。
その会社は寿司職人を養成する学校を運営するだけではなく、海外で働きたいという人達の就職相談もしているそうです。
私も子供たちに海外生活経験をしてほしいと思って、去年ニュージーランドへ家族で旅行し、ついでに学校見学もしてきたのですが、案外海外移住のニーズって多いのかなとその時思いました。
こういう発想のビジネスって今後も増えていくのでしょう。
企業の形は急速に変化してきているなぁ、とつくづく感じます。