世の中が豊かになるにつれて、自己中心的な価値観をもち、自己主張の強い人が増えてきたといわれています。しかし、この考え方ではエゴとエゴの争いが生じ、チームワークを必要とする仕事などできるはずはありません。
自分の能力やわずかな成功を鼻にかけ、傲岸不遜になるようなことがあると、周囲の人たちの協力が得られないばかりか、自分自身の成長の妨げにもなるのです。
そこで集団のベクトルを合わせ、良い雰囲気を保ちながら最も高い能率で職場を運営するためには、常にみんながいるから自分が存在できるという認識のもとに、謙虚な姿勢をもち続けることが大切です。
(
『京セラフィロソフィ』サンマーク出版 P71より)
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自分一人でできる事なんて、本当にわずかなことしかないはずなのに、そのことをわかっていて、謙虚な気持ちで日々周りの人に接しているという人はどれくらいいるでしょう。
私自身も本当にできなくて、だからこそこういう機会を通して、自分の至らないところを見直しています。
そういう積み重ねこそが結果として現れてくるということに、最近気付かされます。
時間をかけなくてはならないことに気付くのは、時間がなくなってからという悲劇。
気を引き締めて、少しずつでもいいから前進していくように心がけます。